講師紹介・講演概要 、順次更新していきます。
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講師紹介 | 講演概要 |
北テキサス大学で行動分析学を専攻、修士号を取得。現在、フロリダ工科大学で博士課程在籍中。北テキサス大学の大学院では、人との関わりを使って犬と人、双方にとってより良い関係を築いていく「コンストラクショナル・アフェクション(Constructional Affection)」というトレーニング方法を開発し、地元のアニマルシェルターで動物の生活の質と、 施設の運営の効率の向上を目標としたコンストラクショナル・シェルター・プログラムの開発に取り組む。15年間プロのトレーナーとして、動物のケアをしている団体やご家族にコンサルテーションを実施してきた。 ——— 西牟田 真麻(にしむた まあさ) 北テキサス大学で行動分析学を専攻、修士号取得。修士論文の研究では、3頭の保護馬とアフェクション(撫でる・優しく掻く)を使い、保護馬たちの望ましい行動を築き、アフェクションが強化子として機能することを証明し、ショーンと共に馬とするコンストラクショナル・アフェクションを開発。現在、ボランティアしているアニマルシェルターで保護犬が新しいご家族に迎えられ、譲渡され続けることを目標に、保護犬たちと楽しみながらコンストラクショナル・アフェクションを実施し続けている。 両氏は、2020年に始めたポッドキャストをきっかけに、2021年に共にアメリカで認定されているNPO団体のConstructional Approach to Animal Welfare and Training(CAAWT)を設立。CAAWTは、保護犬が新しい家族に迎えられ、また家族と一緒に暮らす犬がこれからも幸せに暮らし続けられるようトレーニングや行動支援の提供を使命としている。 この使命を果たすため、CAAWTは団体や個人が必要としているトレーニングや行動支援を受けやすくするため、金銭的障壁を取り除くことを目指し、無料またはスペシャル価格でトレーニングや行動支援を提供している。 CAAWTメンバーシップ、オンライングループクラス、ワークショップ、カンファレンス、チャリティーグッズからの全ての利益やいただいた寄付金をトレーニングや行動支援に大切に寄付している。さらに、学びの場やコミュニティーを作り、問題行動への解決や動物との暮らしで大切な目標を達成するための行動分析学やアニマルトレーニングの知識やスキルを伝え続け、CAAWTメンバーと新しいトレーニング方法の開発・発展にも取り組んでいる。 CAAWTのリンク:
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11月24日(日)10:00~11:50 アニマルトレーニングの新しい倫理基準 :問題行動の「なぜ」を理解し、それを使って望ましい行動を築くことで問題解決!
動物と愛情たっぷりの関係を築く 動物と愛情たっぷりの関係を築く |
獣医師 博士(獣医学) |
11月22日(金)13:00~14:50 犬の若齢期発達と問題行動予防の科学 本講演では、犬の発達段階における若齢期、特に思春期にあたる時期に焦点を当て、その時期の生理学的・行動学的変化と、それが性格形成に与える影響について科学的な視点から解説します。犬が成犬へと発達する過程でホルモンや神経系の変化がどのように行動に現れるかを理解し、人と犬の適切な関わり方を探求します。また、飼い主やトレーナーがこの時期に気を付けるべきポイント、問題行動の予防策についても具体的な例を交えながら紹介します。 |
獣医師 たるのどうぶつ診療所 院長 比較歯科学研究会 役員 鳥取大学卒業後岡山県の動物病院で勤務医として獣医療に従事。 |
11月22日(金)15:00~16:50 知っているようで知らない犬の歯周病 犬の歯周病は人の歯周病と同様に非常に多く見られる疾患です。一方、その原因が歯石であると思われていたり、効果のほぼないようなデンタルグッズがペットショップで多数売られていたりと十分な理解がされていないのが現状です。その為、気づいたときには悪化しており抜歯をすることになったという犬も多いのではないでしょうか。本来、飼い主さんが正しい知識を持ち対処することで多くの場合、歯周病の悪化を防ぐもしくは軽減することが可能です。動物に関わるプロが歯周病についての正しい基礎知識を持つことでより多くの犬のお口の健康を守ることにつながります。 |
帝京科学大学 生命環境学部 アニマルサイエンス学科 講師 2011年麻布大学獣医学研究科動物応用科学専攻 博士後期課程修了(学術博士)。2011-2015年カリフォルニア大学デービス校博士研究員。2015年より帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科教員(現在、講師)。専門は動物人間関係学、介在動物学で、補助犬、付添犬、セラピー・アニマルなど、医療や福祉などの場面で活躍する動物と人の関係を研究している。 |
11月23日(土)10:00~11:50 動物介在介入における犬の活躍 ~発展を続ける人と犬の関わり~ 医療、教育、福祉等の分野において、訓練を受けた適性のある動物を取り入れた多様なサービスが提供されている。専門的には「動物介在介入(動物介在サービス)」と呼ばれるものである。犬、馬、猫、モルモットなど、さまざま動物が動物介在介入で活躍している中、最も多く活躍しているのは犬である。犬の高い訓練性能、コミュニケーション能力、適応力、遊び好きといった性質は、形態やニーズ、対象者の異なるさまざまな場面で犬が力を発揮することを可能にしている。近年では、日本でも病院の医療スタッフが犬のハンドラーとなり、常勤する形で動物介在療法を提供するホスピタルファシリティドッグや、虐待を受けた子どもが事情聴取や裁判で証言する際の精神的な負担軽減を目的に導入される付添犬といった新たな取り組みも生まれ、広がりつつある。講演では、動物介在介入の実践や新たな展開について紹介し、人と犬のより良い関係の可能性を見つめていく。 |
ドッグトレーナー CDBC, CBCC-ka, CPDT-ka 行動変容、動物介在サービス、介在動物の適正評価、そして犬や猫のDo as I Doトレーニングを専門としています。Do as I Doオフィシャルチームの一員であり、犬や猫のDo as I Doトレーニングや子犬の社会的学習に関するセミナー講師としても活動しています。現在、ハンガリーのELTE大学で動物行動学の博士課程に在籍し、Gifted Dog Research Groupにて犬の認知能力とコミュニケーションの研究に取り組んでいます。科学的発見を実践に応用し、新たな知見を広めるため、国内外での講演や執筆活動も積極的に行っています。 著書:Do as I Do 2nd Edition 共同筆者 ドイツ語・スペイン語翻訳出版決定 |
11月23日(土)13:00~14:50 Do as I Do 犬の社会的学習 近年の動物行動学の研究から、犬には、子犬の時期から人間から社会的に学び、フードといった報酬がないのにも関わらず自発的に人のとった行動を模倣する傾向がある事が明らかになっています。Do As I Doはその犬が生得的に持つ社会的認知スキル、特に模倣能力を活かしたトレーニング法です。犬は飼い主の行動を観察し模倣する事で新しい行動を学びます。セミナーでは、社会的学習の基礎知識、実際にどのような手順を踏んで効率的に“模倣ルール”を犬に教えていくか、関連する研究についてお話させていただきます。 11月23日(土)15:00~16:50 犬の言葉を学習する能力犬は人間社会で共に進化し、現代でも多くの犬が家庭で家族として暮らしています。日常的に人間の会話に囲まれ、言語やコミュニケーションの研究に適した存在です。犬は言葉と行動を結びつける能力が高い一方で、ほとんどの犬は物の名前を覚えるのが苦手です。しかし、「言葉を学ぶギフテッドな犬」(GWL)と呼ばれる犬たちは、何百ものおもちゃの名前を覚える能力を持っています。GWL犬の研究は、市民科学として進められており、一般の犬との違いや、赤ちゃんと比較した言葉の学習の違い、学習が心的表象に与える影響を探ることを目的としています。日本でも、この研究に参加するGWL犬を募集しています。これまでに得られた知見や、進行中の研究についてお話しさせていただきます。 |
11月22日(金)10:00~10:50 (仮)動物愛護センターの現状
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ロイヤルカナンジャポン |
11月22日(金)11:00~11:50 (仮)保護犬の取り組み
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