お悩み相談&しつけクイズ(南大沢)

2017年11月25日(土)、26日(日)東京都八王子市南大沢にて開催された「南大沢マルシェ&たまペット」のイベントにて、JAPDTでは「お悩み相談ブース」と「犬のしつけクイズ」で参加させていただきました。
主催:一般社団法人ペットライフデザイン協会 マルシェ実行委員会 NPO法人地域住民の安全生活応援団
主催者の皆様、貴重な場をご提供いただき、誠にありがとうございました。

しつけクイズ参加者88名、お悩み相談44件(2日間)

「犬のしつけクイズ」回答と解説
アンケート集計結果(PDF)






(1)しつけ相談の結果
しつけ相談で最も多かった相談内容は吠えの問題(54.5%)である。
これは、犬の吠え声が飼い主のみならず、近隣などへの迷惑を気にすることから困ったこととして1位になっていると思われる。

<相談内容の順位>
1.吠える:54.5%
2.トイレの失敗:31.8%
3.咬む:22.7%
4.散歩の引っ張り、その他:15.9%

この結果は、クイズアンケートの困ったことと同じ順位となっている。
また、その他の内容にハミガキなどのケアの相談や老犬、保護犬に関する相談もあった。

(2)クイズ&アンケートの結果
クイズで最も正解率の高かった問題はQ2「犬をしつける時は褒めてご褒美を上げる方が効率が良い」(正解率94.3%)であった。一方で最も低かった問題はQ1「犬をしつけるには、飼い主が上位に立たなければならない」(正解率15.9%)であった。このことは、まだ犬のしつけに対してリーダー説のようなことが認識として浸透していると思われる。

クイズの全問正解者は、10人(11.4%)であった。

アンケートで困ったことの順位はしつけ相談の順位と同じになっている→1位は吠えの問題。犬のしつけやトレーニングについて興味があると回答してるのは全体の83%になっていることから、しつけやトレーニングの必要性の認識はあると考えられる。また、しつけやトレーニングをしていた若しくは現在していると回答したのは全体の63%以上で、検討中までを含めると69%を超えており、ここからもしつけ、トレーニングの必要性の認識が伺える。

飼育年数別の困ったことでは、犬を飼い始めた人(1年以下)では吠えと咬みを上げている(共に約50%)が、それ以外の飼育年数の人は咬みの問題は10%以下である。

吠えに関しては、どの飼育年数でも困ったこととして捉えている。
しつけ、トレーニングの必要性の認識は飼育1年以下(パピー)の、飼い主が1番高く、これは初めて犬を飼うことにあたり、しっかり育てるという認識を表していると考えられる。