JAPDTセミナーレポート

テーマ「もっと知ろう!犬の被毛について」

2010年4月26日、犬の被毛についてのJAPDTセミナーが開催されました。今回は、とても身近な犬の被毛を採り上げた内容だったこともあり、多くの方にご参加頂きました。

●概要●
セミナー内容:「もっと知ろう!犬の被毛について 」
1.犬の被毛の成り立ちと構造
2.シャンプーの選び方
3.毛を痛める原因とその回復手段

開催日時:2010年4月26日(月) 18:00~19:30
会  場:学校法人ヤマサキ学園 ヤマザキ動物専門学校渋谷松濤校舎
講  師:中山 健(シグマテックインターナショナル Inc.)
対  象:トリマー、ドッグトレーナー・インストラクターもしくはその学生、及び一般の飼い主

セミナーレポート

普段何気なく撫でていた、犬たちの被毛のことについて勉強しました。
まず、あらためて実感させられたことが、被毛は伸びているのではなく、根本から上へ押し上げられているということ。

被毛は死んでいるから、傷んでしまうと再生しない。
だから、傷まないようにしてやることがとても大事だということ。

被毛を傷める原因は
①シャンプー剤の質
②ドライヤーの熱
です。
被毛を傷めにくい、お勧めのシャンプーのポイントは、 弱酸性で特殊タンパク質のP.P.T.を含んでいること。
しかも
①特定の大きさのP.P.T.
②被毛内部にしっかり収着できるプラスの電気的性質をしているP.P.T.
③P.P.T.の充分な濃度があること
ラファンシーズのシャンプーは、もちろん上記条件をクリアしているそうです。
※ラファンシーズは、良く洗い流す必要があるそうです。
良いものも、正しく使わないと良さが半減してしまいます!

レポート:JAPDT事業企画委員 中西 典子