あなたは訓練競技会に出陳した経験はありますか?それではオビディエンスの試験はどうでしょう?家庭犬にそんなものは必要ないと思っていませんか?
ではもしあなたのクライアントが、訓練競技会に出ている犬のように素晴らしい集中力を保ちながら犬自ら顔上げし、ハンドラーにアイコンタクトしながら脚側行進が出来るような犬に育てたいと言った場合、どうしますか?
そこそこリードを引っ張らずにお散歩出来るようになった。少しマテが出来るようになった。悩みの問題行動が改善されたら、もうトレーニングを止めてしまうクライアントが多いのを残念に思ったことはありませんか? パピークラスやベーシッククラスが終了した後も生徒さんがトレーニングを続けてくれたらどんなにいいでしょうか?そこには通うだけの目標を作らなくてはなりません。
アジリティ、フライボール、フリスビー、ドッグダンス、K9ゲーム、ドッグショーなどなど。その目標になりそうな様々なドッグスポーツがありますが、ここではそれら全ての基礎と言えるオビディエンスの、訓練競技会でも通用する「真に親和性の取れた脚側行進のさせ方」にスポットを当て、進行します。ただリードをひっぱらないというだけの脚側行進とはどう違うのか、実際にご覧頂くと同時に、大学科訓練試験相当のデモンストレーションをまず最初に生で見て頂きます。
その後、何頭かのモデル犬とそのオーナー様にご参加頂きながら、公開ワークショップを行います。参加者は今まできちんと脚側行進を習ったことがないアマチュアのオーナーさんとご愛犬達ばかり。当日は二時間という短いレッスンを通して彼ら、彼女らがどこまで進化出来るか、その成長する姿の目撃者になってください。